脳波振動-根源的なエネルギーに出会う方法

脳の中に固定している先入観を変えるためには、心を改めるだけでは不充分です。既存のパターンが強力過ぎて、いくら心を改めても、過去の習慣にとらわれてしまいがちだからです。こういうときは、身体のエネルギーから変えなければなりません。

水が腐っている小さな池があるとしましょう。周囲には悪臭が漂い、魚は死んで水面に浮いています。この池は、自分の力だけで元の姿に戻せるでしょうか。

もし、池の近くにダムがあるのなら、そのダムからきれいな水を供給したほうが良いでしょう。きれいな水が勢いよく流れ込むと、腐った水はしぜんに池の外に流れていきます。

生命力にあふれる水が池に溜まれば、いつの間にか魚が集まり、周囲はきれいな花で埋め尽くされることでしょう。

ここで重要なポイントは、池(脳)は自分の力だけでは、みずからを浄化することができないということです。

それでは、どうすればきれいなエネルギーに出会えるのでしょうか。

その方法が、まさにこの「脳波振動」なのです。

脳波振動は、身体や脳に淀んでいる濁ったエネルギーを振るい落とし、あなたを宇宙の根源的なエネルギーへと導いてくれます。

脳を振って、宇宙の生命エネルギーが脳や身体に入ってくるように脳の門を開けてください。根源的なエネルギーにつながれば、心が落ちつき、自分を省みる正しい知恵や勇気が得られます。自分を縛りつける過去の習慣や態度から抜け出す力を得ることができます。

自由で創造的な人生を生きたければ、いつでも脳波振動を行ってください。あなたの身体や脳を神聖なエネルギーで満たすのです。エネルギーの枯渇した状態では、がむしゃらに頑張っても、想像的なことはできません。

宇宙のエネルギーとつながってこそ、内面から無限の想像力が沸いてくるのです。そのときは、何をやっても、喜びや満足を感じることができます。

一指李承憲(イルチ・イ スンホン)著  『脳波振動』 講談社出版、2009年発行、44ページより引用

脳トレーニング-悟りのプロセス

悟りには二つのプロセスがある。

その一つは、悟ろうという自分の「選択」である。悟りとは苦行を通してのみ得られるものではない。私自身も一時誰にも劣らないほどの辛い修練をして、つまり苦行を通して悟りに至ろうとしたことがある。しかし、それは私が悟ることの本質を知らなかったときのことだ。私は自分の歩んだ道をモデルとして掲げたくはない。

私が得た真の悟りとは、「世の中に悟ることは何もない」と分かったことである。私はすでにいつも悟りのなかにいた。私にはすべてが与えられていたし、ありのままの自分を受け入れるのが至上の悟りであった。結局のところ、悟りとはまったく常識的なことであったのだ。

悟りとは、自分自身をとりまくあらゆる生命体に、喜びと益をもたす生き方を選ぶこと。それは、とても単純な選択である。では、どうしたら他の人々や生命体のためになれるのだろうか。

そう、私たちはすでにその返答を知っている。「隣人のためにする」ことの意味を私たちは知っているのだ。他人に心を配り愛することが何であるかも知っているのである。ただ実践せずにいるだけだ。人は善良なエネルギーを持っている。誰もこの事実を否定できない。「真の自我」を受け入れ、真の愛を通して、あなたのその善良な心を表現するだけで、悟りは自然と身についてくる。

二つ目は、あなたが悟りへの道を選んだのなら、その選択を守り続けていこうとする意志と訓練である。この決心がつけば、どんな非難も障害もあなたを止めることはできない。自らの指針を立て、周りの人々が何を言おうがそれを守っていけば、天はあなたを見守ってくれるのである。天とは何だろうか。それは間違いようもない、私たちの心。心は、悟りを選択したと言う事実を大切にすることだろう。この決心を守り抜くためには、自分の欲望を自ら整理し、自分の選択そのままに真理のために生きていく鍛錬が必要である。

鍛錬を通してスピリチュアル・フィットネス(spiritual fitness)を維持することで、私たちの魂はより強くなり成熟するのである。これが悟りである。悟りとは、選択であり、鍛錬である。悟りとは行動である。そして悟りとは、現実のことである。

一指李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『悟りの哲学』 ビジネス社出版、2006年発行、16ページより引用

脳の潜在能力

 「その地位がその人を生み出す」という言葉があります。この言葉の真意は、社長の座にふさわしい人や平社員にふさわしい人がいるのではなく、いったん仕事を任せれば、その仕事にふさわしい資質や品性が、自分でも知らないうちに引き出され、発揮できるようになるという意味です。

実際、独特な経営方式で「サラリーマンの天国」と呼ばれている日本の未来工業という会社では、かつて昇進を、スキルやコネではなく、紙に名前を書いて扇風機で飛ばすか、ボールペンを倒して選ぶといった方法を取り、それが話題になったことがあります。

ちなみに、そのような方法で課長や部長などの管理職を選んでも、まったく業務に差し支えなかったということです。

脳に対する決定権は自分でしっかり守る

私はこれこそ、脳の驚くべき潜在能力だと思います。脳は自分が信じるとおりの能力を発揮します。社長だと信じれば、それにふさわしい能力を引き出し、アルバイトに過ぎないと考えれば、それだけの能力しか発揮しないのです。

脳をうまく使うためにも、自分の価値をみずから決める必要があります。たとえ平社員に過ぎないにしても、経営者のマインドを持って会社の経営状態に関心を抱けば、やる気が沸いて、仕事もできるようになります。

大切なのは、他人の評価や勝手につけられたランクに左右されないことです。

自分の価値は、自分が決めるものです。人に任せられるものではありません。人の評価や基準に従うのならば、人生そのものを他人の基準に合わせて生きるようになります。これでは脳を主体的に使うことができず、奴隷のように生きることになってしまうでしょう。

一指李承憲著『脳波振動』 講談社出版、2009年発行、35ページより引用

健康らくらくダイエット「ふりふりダイエット」

これまで、さまざまなダイエット方法がテレビや雑誌などで紹介されてきました。つらくて厳しいダイエット法から、簡単で単純な方法まで。でも、実際には挫折したことも多いのでは?ダイエットの基本は、美しく健康的にやせて、長く続けられること。体と心、脳と上手につきあうと、楽しくダイエットできます。体の気の流れがスムーズになれば、ストレスも解消しながら、体も健康になります。今回紹介するのは、東洋医学と脳科学に基づいて生まれた画期的な美容健康法です。

「気の流れを味方に!」ダイエット成功の秘訣です。

東洋医学では、“気の流れ”がとても大切! 気が滞りなく流れていれば、いつも元気で美しくいられるといわれます。反対に、気の流れが滞ってしまうと代謝が落ちて、体調が崩れがちになり、やせにくくなることも。そのうえ、ストレスがたまると食欲をコントロールできなくなって、「最近、食べ過ぎで太っちゃった~」「おやつばかり食べていたら吹き出物が…」ということになり、ますます気の流れが停滞し悪循環につながります。思い当たる人もいるのでは?

だからダイエットでは、気の流れを味方にすることが成功の秘訣になります。体を温めて気がスムーズに流れれば代謝がアップし、気持ちもリラックス!! 心身のバランスをととのえて、“美しさ”の基本を実感しましょう。

10分間エクササイズ、「ふりふりダイエット」誕生!

体を温めることは健康に良いと、よく言われます。お隣の国・韓国では、体を温めて汗をかき、気の流れを整えることは日常の習慣になっています。韓国の女性は、サムゲダンのように体を温める料理が大好き。そして、サウナに入って汗を流してスッキリするのも大好きです。代謝が良くなり心身ともに軽やかになります。

韓国に、肌がきれいで体型もスリムな女性が多いのもうなずけますね。とにかく体の循環をよくすることを大切にし、それが美容と健康に良いということが、生活のなかに浸透しているのです。

そこで、気の流れをよくする「ふりふりダイエット」が誕生しました。東洋医学の“気”の教えに脳科学にもとづいた「脳波振動」を組み合わせた簡単エクササイズです。体をふるだけで、誰でも気軽に始められます。

Brain World News 2010 Vol.4 より

脳の原理

あなたはすでに脳の原理を知っています

それを活用することでさえ生活を変え

何かを創造することができます

そして時期がきたら

あなたの物質的な価値の追求から脱し

人類の平和や健康や幸福のために

あなたの知恵や愛を分け与えることになるでしょう

『脳波振動』より

地球と交流することで「すべては一つ」が解る

「セドナの夢」全編を流れているのは、私たち人間が地球の魂・マゴと交流し、人間の本性に立ち戻る必要性とその方法である。

地球に関する情報は書籍や映像とあまたあるが、地球への愛、すなわち人類への愛が深く表現されていることにまず感動し、改めて地球について考え、愛と親しみを持てたのが嬉しい。

とくに神と地球のマゴの違いについての著述は、整理ができて納得することが出来た。(日本には地母神という神もあるので)

私たち人間は、見えない神に片思いをして、足元にある地球の大きな慈悲、愛をすっかり忘れて、自分が一人で育ち生きてきたような傲慢さに陥っている。

丁度親不孝な息子、娘のように…。

当たり前のように吸う空気、毎日食べる食物。言われてみるとその元はすでに天と地が精妙に用意してくれたもの。本を読み進むうちに日ごろ見過ごし、遠くに散らしていた自分の意識がマゴの魂にそして自分の内面にと帰ってきて、感謝があふれてきた。

鼻と口を通して維持される命。これは地球上のすべての動物に共通すること。この普遍性が解れば、他者も自分も同じ命と納得できる。なのになぜ争うのか?

地球と交流することで「すべては一つ」が解る。それは「悟り」。何と素晴らしいことか!私達は呼吸法や止感トレーニングを通してマゴのエネルギーを感じることが出来る。読後はただマゴの深い愛を思った。