怒りや悲しみを傍観できるようになりましょう

生きていれば、誰しも悲しみや怒りを感じる場面にぶつかります。
しかし、否定的な感情を長くひきずらないようにコントロールできるようになれば、
悲しみや怒りを感じることがあっても、すぐさま払いのけることができます。
感情を客観視する方法を身につけることが、誰にとっても共通の成功哲学です。
それは誰でも身につけることができます。

そのことについて李承憲氏が次のように説明しています。

「人生を決める要因は、外部環境ではなく、あなたがどのように脳を使うかにあります。
あなたの内面に、憎悪や恨みといったエネルギーが詰め込まれているのなら、
いずれそのエネルギーは、それにふさわしい現実を創造するでしょう。
本当に自分の望む人生を創造したければ、まず脳の中に潜んでいる否定的な情報を
払い落す必要があります。それは脳の主になる道でもあります」

李承憲氏の説明の通り、脳の主になって、否定的な感情を払拭できるようになれば、
人生を成功に導くことができるようになります。
脳の主になることが成功哲学でもあるのです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、
2009年発行、43ページより引用