気軽に続けられるエクササイズとして、歩くことが見直されています。
今の日本人は、便利な交通・移送手段に頼っているので運動不足気味ですが、
毎日取り入れられる運動方法として、歩く時間を増やすことが
見直されているのです。
歩くことは、運動不足を解消できるほか、脳によい効果を与える瞑想法としても
効果を発揮しますし、さまざまな効果があります。
李承憲氏が、歩くことで得られる効果を次のように説明しています。
「十分歩き終わると、気持ちがすっきりしてきて、下腹が温まり、手足も暖かくなります。
そして、体は軽くなり、頭は冴えてきます。ゆっくり歩きながら気力が充電できたら、
スピードを出してみるのもよいでしょう。スピードを変えると気分も変わります。
早歩きはうつや怒りをなくし、ダイエットにも効果があるという研究結果があります」
李承憲氏の説明にあるように、歩くスピードを変えるだけでも、効果にバリエーションが
生まれます。健康維持・瞑想法・ダイエット……と、さまざまな効果を出せるウォーキングを
実践しましょう。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、
140ページより引用