新鮮な空気は、健康にとって最高の支えとなります

「新鮮な空気ほど良いものはありません。新鮮な空気を嫌いな人などいないはずです。精神を正して再び仕事を始めようとするとき、新鮮な空気ほど助けになるものはありません。体と精神を健康で、正しい状態に維持したいのなら、新鮮な空気を吸って体の中の老廃物を排出することです。爽快な空気を吸って老廃物を吐き出す行為が、まさに呼吸です」

李承憲氏が、新鮮な空気の素晴らしさを強調し、
呼吸をもっと大事にすることを推奨しています。

健康ブームで、人生を最後まで、健康に平和に送りたいという人が増えています。
健康になるためのグッズや本がよく売れていますが、
健康の基本は、誰もが無意識に続けている呼吸です。
呼吸法を改善することは、誰でもできますし効果も優れています。
李承憲氏が書いていますが、仕事にとりかかるときなどに
新鮮な呼吸をたっぷり吸うことです。

呼吸法をもっと大事にして、体と精神を正常な状態に維持していきましょう。

一指李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳がわかると人生は変わる』 ビジネス社、2007年発行、42ページより引用

脳はあなたの解釈どおりの情報を保存します

「過ぎ去った過去は、過去に過ぎません。過去は、より良い選択をするための参考資料として、活用できればそれで充分です」

「否定的な思考が浮かんできたり、自分も知らないうちに過去にこだわってしまったら、あなたの脳のことを思い浮かべてください。そして、『私は今、自分の脳に何をしているのだろう?』と自分に聞いてみてください」

李承憲氏が、過去の失敗やつらい経験に縛られずに、
どう生きていけばよいのかを説明しています。

人は誰でも失敗を経験します。
人によっては、過去のつらい記憶にいつまでもさいなまれてしまうことがあります。
過去の記憶はあなたが解釈したとおりに脳に保存されます。
「おかげで学ぶことができた」とあなたがとらえると、
脳はその通りに記憶の貯蔵室に保存します。

李承憲氏の説明の通り、否定的な記憶が頭に浮かんできたときは、
自分の脳に今何をしているのか考えてみましょう。
脳トレーニングの基本は、自分が脳の主人となって情報を管理することです。

一指李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、62ページより引用

脳の主人となって、脳を使いこなしましょう

「脳は、誰にとっても、より良く生きるための道具に過ぎない。あなたがこの道具をどう使うかによって、人生の質を高めることができ、その先は魂の成長、成熟へとつながっていくのである」

李承憲氏が、脳をどう使っていくことが望ましいのかを教えてくれています。

脳を活性化させるためのゲームや本が売れたり、セミナーに希望が殺到したりしていますが、脳についての認識からまず改めていく必要があります。

脳は重大な役割を果たしていますが、器官のひとつであって、
脳の機能だけをただ向上させればよいわけではありません。
あくまでも自分自身が脳の持ち主であることをはっきりと自覚して、
脳を管理していくことが大切なのです。
李承憲氏の言葉の通り、それによってはじめて
人生を豊かに変えていくことができます。
脳教育の基本は、自分が脳の主人になることです。

逆にいえば、脳をうまく活用することができれば、
どんな夢も達成できるということです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『悟りの哲学』 ビジネス社、2006年発行、103ページより引用

常によい選択をするように意識することが大切です

「人びとは覚醒すればよりよい選択が自然に転がりこむものと思います。しかし、そうではありません。気づきを得ても、私たちの身体の習慣はそのまま残っています。だから、気づきははじまりであるというのです。絶えず自分のよからぬ習慣をよき習慣に改めることが、覚醒した者のすべきことです」

「私たちの人生はあまたの気づきと選択によって構成されます。重要なのは、気づきを基に瞬間ごと、どんな選択をするかです」

李承憲氏が、『セドナの夢』の中で
何か気づきを得ることができたとき、どうすることが望ましいのかを
具体的に説明してくれています。

李承憲氏が『セドナの夢』で書いているように、
気づきは次のステップに進むためのはじまりなのです。
数々の気づきから何を得て、そして次はどんな選択をするのか、
それによって習慣を改めることができるかどうかが変わってきます。

よい選択をして、よい習慣を身につけていくことが大切です。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『セドナの夢』 三五館、2011年発行、148ページより引用

少し筋肉を刺激するだけでも、体調変わります

「前の日の飲み過ぎで仕事に集中できないときや様々なストレスで頭が痛いときなど、コーヒーやタバコでその状況を紛らわすのではなく、五分でも席から立ち上がり、体を動かしてみてください。普段は使わない筋肉を使ってから仕事をすると、同じことでもさらに効率よく、よいコンディションを維持しながら、業務成果を高めることができます」

これは、李承憲氏が『ジャンセンウォーキング』の中で紹介している体の動きに関して
述べている言葉です。

私たちは仕事や家事の都合で、どうしても健康によくない一日の過ごし方を
しなければならないことがあります。
調子が上がらないときに、つい手っ取り早く、刺激物を摂取することで、
ごまかそうとした経験がある人は多いでしょう。

しかしそのようなとき、全身の筋肉に適度な刺激を与えるだけでも随分違います。
李承憲氏が書いているように、五分くらいでもじゅうぶんなのです。

調子が上がらないときこそ、軽い運動をするようにしてみましょう。
いったんコツを覚えれば、人生を健康に平和に送る上でおおいに役立ちます。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、55ページより引用

深い呼吸を通じて、体や心をよい方向へ変えていきましょう

「呼吸は意識しなくてもおのずと行なわれます。しかし、自律神経の統制を受けていながらも、人体のほかの作用とは違って私たちが意識的に調節することもできるのが呼吸です。呼吸そのものほど簡単ではありませんが、呼吸を深くすることによって血圧を下げたり、心拍数を遅くしたり、脳波までも意識的に変えることが可能です。これは、私たちの体と心が互いに密接につながっているためです」

李承憲氏が、呼吸を変えることでどんなメリットがあるのか教えてくれています。

呼吸は誰でも、毎日無意識に繰り返していることですが、
最近、呼吸法を詳しく知りたいと感じて書籍を求める人も増えています。
呼吸法を変えることで、健康をはじめさまざまなメリットがあることに
人々が気づきはじめているのです。

呼吸を深くすることは、誰でもできることです。
そして、李承憲氏が書いているように、脳にも体にもよい影響を及ぼします。
毎日続けていることだからこそ、呼吸をもっと大事にして、
深くて充実した呼吸を繰り返すようにしたいものです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳がわかると人生は変わる』 ビジネス社、2007年発行、40~41ページより引用

後悔するよりも励ましてあげるほうが、脳にとってプラスになります

「脳の主は、思考の主でもあります。ですから、いつどこでも、自分の思考は自分で選択し、創造できなければなりません。『あのとき、こうすれば良かった』などと、後悔でエネルギーを無駄にするよりは、『生きていればそんなこともあるさ。そのおかげで学ぶことができたし、以前より賢くなった』と脳を激励してあげてください」

「脳は、それが事実なのかどうかについては、あまり関心がありません。あなたがそれをどう受け入れ、どのように解釈するかにだけ関心があります」

李承憲氏が脳の性質を説明し、
どう脳を使っていけばよいのか提案しています。

李承憲氏の言葉通り、脳は事実の真偽よりも、
事実をどう受け入れるかに大きく左右されます。

何かあるとすぐ悲観的に捉えて、落ち込んでしまう人がいますが、
プラス志向に変わることが大切です。
これは誰でも簡単に取り入れることができる自己啓発の方法なのです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、61ページより引用

人生の質をよくしていくには、脳によい情報を与えることが鍵です

「脳にどのような情報を与え、どのようなプログラムを与えるかによって、あなたの人生の質は異なってくるのだ。よって、この地球に生まれた目的は多くの人々と同じように大雑把に生きていくことだ、とするような自己破壊的な情報は、一刻も早く消してしまおう。そしてその時その場で、あなたの価値を最も高く引き上げる情報を入力するのである」

李承憲氏が、脳が人生に及ぼす影響の大きさを説明して、
脳を活用することを推奨しています。

はっきりとした夢や目的を持って生きている人はたくさんいますが、
そうでない人もたくさんいます。規則的な生活を繰り返していくうちに、
夢や目的をだんだんと意識しなくなってしまうケースも多いといわれています。
しかし、李承憲氏も説明していますが、
脳という器官は情報やプログラムを与えられることで機能を発揮します。
その時その場にふさわしい情報を脳に入力することで、最高の成果を手にすることが
できるのです。

常に脳に有効な情報を与えるようにして、人生を豊かにしていきましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『悟りの哲学』 ビジネス社、2006年発行、101~102ページより引用

正しい情報を選び、間違った情報を変えていきましょう

「私たちは情報の生産者であり、流通者であり、消費者です。私たちは情報の主です。健康でない情報を浄化し、健康な情報を選択する権利が私たちにはあります。間違った情報によって引き起こされた問題を解決できるのは、正しい情報だけです。情報が情報を変えるのです」

李承憲氏が『セドナの夢』の中で、情報をどう捉えるべきなのかを説明し、
情報をコントロールしていくことを推奨しています。

健康でない情報をいったん受け入れてしまうと、そこから解放されるのは
簡単にはいかないこともあります。
しかし、正しくない情報があればそれを浄化していくこともできます。

李承憲氏が『セドナの夢』で書いていることを参考にして、
正しい情報を選び抜いて、あらゆる問題を解決していきましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『セドナの夢』 三五館、2011年発行、114ページより引用

歩くことは幸せになれる手段です

「ウォーキングは移動手段にもなりますが、『長寿のための健康手段』にも、『幸せを創造する喜びの手段』にもなり得ます。そうであれば、ここからあちらまで、この人からあの人をつなぐ単なる移動手段にとどまるのではなく、幸せな人生を育む健康手段として、一歩一歩を名薬を飲むように、歩いてみてはいかがでしょうか」

李承憲氏が、ウォーキングをどう捉えていけばよいのか提案しています。

歩くことは、毎日繰り返している行動のため、歩くことを真剣に考える機会もないのが普通です。
しかし、人生を通して繰り返すことだからこそ、
もっと大切に考えていく必要があるはずです。
ウォーキングに注意を向ける人が増え、ウォーキングの本がよく読まれているのは
歩くことをできるだけ利用したほうがよいと気づいた人が増えている証拠でもあります。

李承憲氏が教えてくれる通り、ウォーキングは
幸せで健康な人生を育むことができる手段です。
一歩一歩を大切に歩いてみましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、90ページより引用