~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~
脳トレーニングによって覚えられること。それは、自分自身を信じることです。
長い間、人間は肉体にばかり関心を向け、脳についてはあまり注目してきませんでした。しかし、科学の発展とともに、脳の機能の重要性がしだいに明らかになっています。
脳は体のすべての部分をつかさどります。体の各器官から伝えられる情報を脳が受け、処理します。脳に与えられた情報が架空の内容であっても、脳がその情報を信じていれば、体はその情報に従います。
脳を動かすのは情報です。脳が信じた情報によって、体は動かされる。脳トレーニングは、こうした脳の特性を生かし、人の潜在能力を引き出します。脳トレーニングによって自分自身を信じることを覚え、創造力が最大限に発揮できるようにするのです。
「自分は元気でいる」「自分は幸せでいる」という情報を脳にたくさん与えてあげましょう。そうすると、体と心がほんとうに元気になり、幸せになれます。そのプロセスを手助けするのが、脳トレーニングなのです。