若くして成功をつかんだ4人の若者の習慣や考え方を調べたところ、脳教育をしっかり学んだ人と共通点が多いことがわかりました。
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このほど、ビジネスや学術などの分野で成功した韓国の青年4人について、脳科学の観点から分析を行いました。
その結果、この4人には「自分が好きなことしている」「自分の意思で選んだ道を進んでいる」という共通点があることが分かりました。さらに、4人はいずれも、強い目的意識を持っていて、自分の仕事に前向きに取り組んでいました。ふだん自分の仕事に没頭するあまり、周囲には「仕事中毒」と見られがちですが、本人は疲労とストレスは感じていないという特徴もありました。
もう一つ、成功者4人に共通していたのは、自分を肯定する姿勢です。若いうちから大きな夢に向かって挑戦をしてきた4人は、周りから「無謀だ」と言われたこともあったといいます。しかし、固定観念にはとらわれず、自分を信じ、貫き通したことで、成功をつかんだのです。
4人のこうした特徴は、脳教育が目指すものと一致しています。
脳教育では、自分が選択した道を歩むことを重視しています。好きな仕事に集中すると、疲れを感じにくくなり、脳がおのずと神経細胞ネットワークを増やしていくからです。脳のネットワークが強化されれば、脳の潜在能力が最大限に引き出されていきます。
脳教育では、自らの夢とビジョンを信じ、そのビジョンのために脳を活用することを学びます。若きリーダーたちは、脳教育を受けなくても、こうした脳の活用方法を自然に身につけることができたのです。