私たちが遠い存在だと思っている悟り。その悟りをみんなが共有する時代になったら、世界はどう変わるでしょうか。世界的な脳教育者、一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は、著書『息する平和学』の中で、悟りが「常識」になったときの世界について、語っています。
李承憲氏は、今の世の中は「無理押し」が横行しているといいます。無理押しとは、物事を強引におし進めることですが、李承憲氏によると、「正しくないことを、正しいことであるかのように見せる」という無理押しが、現代社会ではまかり通っているのです。
脳教育が普及し、悟りが常識になった社会では、こうした無理押しは駆逐されるといいます。
李承憲氏によると、悟りとは「観念」でなく、「真理」を通じて世の中を見ることです。それでは、その「真理」とは何でしょうか。李承憲氏によると、真理とは偽りではないことであり、「1本の指をそのまま指1本として見る」というような正常な感覚です。
真理に基づく社会では、どのように生きるのが正しい生き方なのか、すべての人が分かるようになります。その結果、人間が本来持っている「調和の心」が回復され、社会が平和になるのです。そして、宗教的、政治的な観念に捕われ、事実をありのまま見ることができない人は、原始人のように扱われます。利己心や個人主義を離れることができない人も、相手にされなくなるといいます。
李承憲氏は真理に基づいた社会のことを「真の光明世界」と呼んでいます。光明世界の実現に向けて、観念を捨て、自分の中にある真理を見つける。それが、脳教育の大きな目的の一つなのです。
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