~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~
脳トレーニングの目的は、夢をかなえることです。
夢は心の底から願いさえすれば、必ずかなえることができます。それは、宇宙の法則です。
でも、願いをかなえられないときもあります。それはなぜでしょう?
夢がかなわないとき、どれくらい心の底から願ったのかを考えてみて下さい。
「心の底から願う」ということは、脳の一部でなく全体を使って願うことを意味します。脳トレーニングでは、脳の全体を使うことを常に意識します。
人が脳全体を使って願うとき、大きな変化が起きます。脳の深いところに眠っている「原始情報」が目覚めるのです。
原始情報とは、人間がもともと持っている根源的な知恵です。すべての人の脳に潜在しています。人類の長い進化の歴史を経て、人間の脳に基本機能として蓄積されてきた「宝」です。
でも、原子情報はいつでも活用できるわけではありません。原始情報が役に立つのは、自分をひたすら信じて挑戦する時です。
これまで経験したことがないようなことにチャレンジするとき、原子情報が現れて、あなたを導いてくれます。その手助けをしてくれるのが、脳トレーニングです。
歴史に残る偉大な業績を残した人たちに共通するのは、自分の夢をかなえるために、あきらめずに挑戦したという点です。
夢を途中であきらめてしまうと、原始情報が持っている潜在能力は何の意味もなくなってしまいます。潜在能力は夢のために引き出されるからです。どんなにたいへんでも、投げ出さずに根気強く続けて下さい。必ず良い結果を得ることができます。脳トレーニングは、続けてこそ価値があるのです。