「人びとは覚醒すればよりよい選択が自然に転がりこむものと思います。しかし、そうではありません。気づきを得ても、私たちの身体の習慣はそのまま残っています。だから、気づきははじまりであるというのです。絶えず自分のよからぬ習慣をよき習慣に改めることが、覚醒した者のすべきことです」
「私たちの人生はあまたの気づきと選択によって構成されます。重要なのは、気づきを基に瞬間ごと、どんな選択をするかです」
李承憲氏が、『セドナの夢』の中で
何か気づきを得ることができたとき、どうすることが望ましいのかを
具体的に説明してくれています。
李承憲氏が『セドナの夢』で書いているように、
気づきは次のステップに進むためのはじまりなのです。
数々の気づきから何を得て、そして次はどんな選択をするのか、
それによって習慣を改めることができるかどうかが変わってきます。
よい選択をして、よい習慣を身につけていくことが大切です。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『セドナの夢』 三五館、2011年発行、148ページより引用