少し筋肉を刺激するだけでも、体調変わります

「前の日の飲み過ぎで仕事に集中できないときや様々なストレスで頭が痛いときなど、コーヒーやタバコでその状況を紛らわすのではなく、五分でも席から立ち上がり、体を動かしてみてください。普段は使わない筋肉を使ってから仕事をすると、同じことでもさらに効率よく、よいコンディションを維持しながら、業務成果を高めることができます」

これは、李承憲氏が『ジャンセンウォーキング』の中で紹介している体の動きに関して
述べている言葉です。

私たちは仕事や家事の都合で、どうしても健康によくない一日の過ごし方を
しなければならないことがあります。
調子が上がらないときに、つい手っ取り早く、刺激物を摂取することで、
ごまかそうとした経験がある人は多いでしょう。

しかしそのようなとき、全身の筋肉に適度な刺激を与えるだけでも随分違います。
李承憲氏が書いているように、五分くらいでもじゅうぶんなのです。

調子が上がらないときこそ、軽い運動をするようにしてみましょう。
いったんコツを覚えれば、人生を健康に平和に送る上でおおいに役立ちます。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、55ページより引用