後悔するよりも励ましてあげるほうが、脳にとってプラスになります

「脳の主は、思考の主でもあります。ですから、いつどこでも、自分の思考は自分で選択し、創造できなければなりません。『あのとき、こうすれば良かった』などと、後悔でエネルギーを無駄にするよりは、『生きていればそんなこともあるさ。そのおかげで学ぶことができたし、以前より賢くなった』と脳を激励してあげてください」

「脳は、それが事実なのかどうかについては、あまり関心がありません。あなたがそれをどう受け入れ、どのように解釈するかにだけ関心があります」

李承憲氏が脳の性質を説明し、
どう脳を使っていけばよいのか提案しています。

李承憲氏の言葉通り、脳は事実の真偽よりも、
事実をどう受け入れるかに大きく左右されます。

何かあるとすぐ悲観的に捉えて、落ち込んでしまう人がいますが、
プラス志向に変わることが大切です。
これは誰でも簡単に取り入れることができる自己啓発の方法なのです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、61ページより引用