「脳の潜在能力を覚醒させ、人類全体の生(人生そのものや、生きるということ)の質を向上させるにはどんな方法があるのか、これこそ21世紀の科学が研究し進んでいくべき方向である」
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『悟りの哲学』
ビジネス社、2006年発行、99ページより引用
これは、脳の潜在能力を活用することがこれからの時代に必要になると
説明している李承憲氏の言葉です。
その言葉にうなずく人は、
脳トレーニングが静かなブームになっている昨今では少なくないでしょう。
もっとも、脳トレーニングも目的をよく理解して行う必要があります。
ただ特定の能力(たとえば、暗記力や学習能力など)を鍛えることではないのです。
脳にもともと備わっている能力を引き出すことに加えて、
脳が不要な情報に支配されないように、誤った方向に向かわないように、
正しい情報判断能力を脳が発揮できるようにすることが肝心です。
そして、脳教育にふさわしい内容を実践することは、誰でもやればできることなのです。
李承憲氏も語っているように、21世紀の脳の研究は人類全体の将来を左右するものです。
ひとりひとりが脳教育を取り入れて、脳の使い方をよく知ることが大切ですね。