人生の最後のときまで、健康で幸せに暮らし続けることを願う人々が増えています。
長く続けられる健康法に、ウォーキングがあります。
歩くことで身体を健康に保てるばかりか、脳を活性化する瞑想法としても
効果を期待できます。
李承憲氏が、ウォーキングをするときに
合わせてやってみるといいことを教えてくれています。
「心の中に溜まっているストレスや考え事を声に出して言ってみます。
周りに誰もいないときは、大声で気が済むまで言い続けましょう。
周囲の木々や草むらに話しかけているように、自分のすべてを率直に
吐き出します。
自分がなぜ落ち込んでいるのか、なぜ浮かない顔をしているか、
その原因がわからないとき、この方法を活用すると、原因と解決策を
見つけることができます」
李承憲氏の説明のように、歩く瞑想法を実践しながら、
溜まっていることを声に出して言ってみてください。
それによって今まで思いもつかなかった解決策が得られることもあるかもしれません。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、130~140ページより引用