脳教育者、一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は、存在するすべてのものの中に「生命電子」があるといいます。
生命電子の活性度が高い個体は、振動数が多くなり、運動性や創造性が高くなります。一方、生命電子の活性度がとても低いと、私たちから見て生きていない状態となり、無生物に位置づけられます。同じ個体の中でも、生命電子の活性の度合いによって、振動数や運動性、明るさに違いが出るのです。李承憲氏は、これを「意識の明るさ」と呼びます。
生命電子が活性化され、意識がある程度の明るさになった時、ようやく自分が見えはじめます。自分が見えるので恥を知るようになり、周りを意識するようになり、人を配慮するようになり、礼儀をわきまえるようになります。そして、自分が見えるので自分が誰なのか、なぜここに来ているのかを問い始めます。
生命電子の活性度がさらに高まり、臨界点に達すると、抜本的な変化が起きます。これは幼虫が蝶になるのと同じです。これが「進化」の真の意味です。
では、どうすれば、生命電子を活性化できるのでしょうか?
李承憲氏によると、生命電子の活性化と進化は、「魂」の誕生から始まります。魂とは、核を中心として生命電子が一つに集まったものです。
魂の核となるのは、一点に集中した考えです。たとえば「自己実現」「健康」「幸福」「平和」などに対する強い欲求です。これらの願いが種となって生命電子が一つのかたまりになり、魂が作られます。そして、願いが実現するまで、生命電子は旅を続けます。願いが叶えば、生命電子は散って元の姿に戻ります。この一連の循環が盛んに繰り返されるとき、生命電子は最も活性化した状態になるのです。