脳教育者、一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は、人生における「選択」の重要性を説いています。
私たちには、だれしも願望があります。しかし、その望みをかなえようとする自分に対して、その足を引っ張ろうとする自分もいます。「自分にはムリだ」「現実的ではない」「リスクが高すぎる」と嘲笑する自分です。
しかし、李承憲氏によると、そういった後ろ向きの声は、本当の自分の声ではありません。「偽りの声」です。本当の声と偽の声を見分け、選択することが大事です。
私たちはだれしも「自分の個人的な利益の追求のみに留まらず、家族や隣人、さらに進んで社会全体と人類の役に立とうと思う気持ち」(李承憲氏)を内面に抱えています。こうした「内面の偉大さ」をカタチにすることが、自分の真の姿です。
この「偉大さ」から目をそむけるか、それとも受け入れるかが、人生の大きな分かれ目です。広く世の中に役立とうという神々しく高貴な思いが湧きあがるとき、「これを認めて選択する勇気と、これを実践しようとする意志を私たちは持たねばならない」と、李承憲氏は言います。こうした選択する勇気と知恵を養うのが、脳教育です。
李承憲氏自身、ある日、地球と人類の未来を心から案ずる声を聞き、それから自分に「何ができるか」と腐心するようになったといいます。それ以来、人生が大きく変わったのです。
だれしも、「内なる声」が聞こえる瞬間はあるはず。その声を逃さないで下さい。
一指 李承憲著『セドナ・メッセージ』より