「永遠に存在する生命」への気づき~李承憲氏の脳教育

脳教育者の一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は「私たちの魂は、母なる地球の魂と交流するとき目覚める」と言います。「地球の魂との交流」とは、地球の哀痛の心を自らの胸で感じることです。そして、母なる地球の愛に気づくことです。さらに、一歩進んで、その気づきを多くの人びとに伝えることが、魂の完成へとつながります。

李承憲氏によると、地球の愛の存在を感じるのに多大な時間と努力はいりません。「自分と地球が一つである」ことを知り、地球を通じてみんなが一つであることを知ること。それが基本です。それによって、愛と平和のために生きていこうとする気持ちが確立し、心の安定と平和を得ることができます。脳教育の目的もそこにあります。

地球との一体感から生まれるもう一つの気づきは、「自分は、はじまりも終わりもない永遠の生命」だという意識です。これこそが、一番大切な気づきだと、李承憲氏の脳教育では位置付けられています。

「私たちの胸の奥底には燃え盛る炎がある」と、李承憲氏は言います。いつ、どこからはじまったかは知れないけれど、いつも燃え盛っていて、どんなに汚そうにも汚せない炎です。その炎とは、すなわち「時間と空間が存在する前から、自然なるまま独りでに永遠に存在する生命」です。

脳教育のプログラムでは、その「永遠に存在する生命」にフォーカスをあてます。李承憲氏によると、その生命の存在に気づくことが、魂の完成です。