脳を「古い習慣」から解放する☆李承憲氏の脳教育トレーニング

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は、脳をうまく使うと、創造的で平和に生きることができるといいます。

脳教育のトレーニングを受けるうえで、ぜひ念頭におきたいのが、脳の重要性です。脳はすべての臓器に指示を出しており、肉体的な動きや心が抱く感情は、すべて脳の活動に基づいています。脳は数兆個もの神経を持ち、その構造は極めて複雑です。科学者の多くは、この宇宙で最も複雑な物体のひとつが、人間の脳だと言います。

しかし、そんな脳を活用しきっている人はそれほど多くありません。それは、私たち自身が、脳の本領を発揮するのを妨げているからです。脳の力を阻害するものは、否定的な感情や先入観、過去の体験から生まれる記憶です。李承憲氏の脳教育では、こうしたマイナス要因を除去し、脳の力を開花させていきます。

脳教育では、体を刺激することで、気エネルギーの通り道である経絡(けいらく)を開き、「人生の目的を探し出す」ことにエネルギーを集中させます。そのトレーニング内容は、肉体的、感情的、精神的、それぞれの面からアプローチするさまざまなプログラムで構成されています。脳の感覚を呼び覚ます「1段階」から、脳の主人になる「5段階」までの段階に分かれています。

脳呼吸の第1段階は、「脳の感覚を呼び覚ます」ことがテーマ。手の中にある気を利用して自分の脳を感じるといった訓練を行います。脳が柔軟になれば、習慣にとらわれず、柔軟に自分を変えることができます。ぜひ脳教育のトレーニングにチャレンジしてみて下さい。

一指 李承憲著『脳がわかると人生は変わる』より