~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『The Twelve Enlightenments for Healing Society』より引用、Healing Society、2002年発行~
地球には私たちが全てではない。面倒を見て扶養する生命が人間のほかにも沢山ある。そして地球には自ら守らなければならない自分の生命がある。
地球が自分の生命が脅かされていると判断したら、結局何らかの選択をするしかない。美しい緑の星地球は1種の哺乳類の誤判と怠慢と無知と放縦によって消え去ってしまうのはあまりにも尊い宇宙の財産であるためだ。
私たちがはっきりと知るべき事実は、地球が私たちの星ではなく私たちが地球の生命体であることだ。地球には宗教や思想や肌の色に関係なく、すべての人類が地球人である。そして人類は地球に基盤を置いて暮らす数多くの生命体の中の1つである。
地球には人類が特別ではない。まして一民族や一宗教集団が特別であろうか?一民族や一宗教集団がどんなに特別になりたくても、地球の立場からその民族や宗教が特別でなければならない理由が何もない。地球の立場から見ると、選民はない。