現在はインターネット等を通じて、さまざまな情報を得られる時代でもあります。
マスコミの一方的な報道だけではなく、多彩な意見を受けとることができます。
どんなときでも幅広い視点から事物を見つめ、
さまざまな観点から事物を検証するようにトレーニングをしておくことが大切です。
先入観を持つことは、脳の働きが偏り、頑なになることの裏返しでもあります。
李承憲氏がこのことを次のように説明しています。
「事物を別の角度から見るようになると、大きな心の余裕と理解力を得ることができます。
そのようになれば、他人の観点から状況を見ようと努力し、他人の考えが理解できるようになります。
その結果、より円滑で調和の取れた人間関係を結ぶことができるのです」
李承憲氏は、幅広い見方を取ることで、他人の考えを理解でき、ひいては
円滑な人間関係を築けることを教えてくれています。
脳を柔軟にして、柔軟に事物を見られるように、
普段からトレーニングを心がけましょう。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『脳がわかると人生は変わる』 ビジネス社、
2007年発行、150ページより引用