人類は、今転換期を迎えています。
人類の歴史の中で、これほど人々の往来が活発になった時代もありませんし、
これほど人々のコミュニケーションが盛んになった時代もありません。
これは、人類がこれまでとは全く違う、平和をもたらせるチャンスです。
全人類の平和の祈りを実現することが可能な時代になっているのです。
これまでの人類は、所属する国家・民族・宗教のような単位の中だけで生き、
その単位の外にいる人間と争ってきました。
李承憲氏がその事実をこう説明しています
「これまで人類は、個人や家庭、国家や民族、宗教などに最高の価値を置き、それらのために祈り、働いてきました。
しかし、地球のために祈り、働く人は多くありませんでした。それゆえ人類の平和は、単なる願望と祈りの対象にしかならず、現実的な力を持つことはできませんでした」
これからの時代は、地球のために、そして全人類のために
平和の祈りを捧げることが大切なのです。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『セドナの夢』 三五館出版、2011年発行、
46ページより引用