一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は、成功するためには、「PDCA」と呼ばれる行動のサイクルを実践することが大切だと言います。PDCAとは、「Plan, Do, Check, Action」のことです。目標を立て、実行にするまでの一連のプロセスとして、ビジネスの世界でも重視されています。
PDCAの第一歩は、目標を決めることです。すなわち、Plan(正確な目標)の策定です。「体重を5キロ落とす」、「1日の成果を2倍に増やす」などの目標こそが、成功するうえで最大の武器になります。
次に、目標という武器を管理し、使うための戦略(Do)が求められます。戦略を作ることにより、武器をよりうまく活用することができます。
次のプロセスがチェック(Check)です。多くの組織や人々が目標を達成できない理由の一つは、PlanとDoを繰り返すだけでCheckをないがしろにするからです。自分だけでなく、複数の人にチェックしてもらえば、なおさら効果的です。
そして、最後がアクションです。あなたに夢があるなら、夢には常に影があります。その影とは「障害」です。大きな夢であるほど、障害も大きいはずです。それを乗り切る行為が、アクションです。
李承憲氏は「自分にやってくる多くの逆境を避けず、甘んじて受け入れる人には未来があるが、避ける人には未来がない」と言います。つまり、自分の人生を本当に大事に思っているのか、そうでないのかは結局、あなた自身の選択にかかっているのです。