脳の制御システム「BOS」を作動させるための「三大法則」の3つ目は、「常に目覚めている」ことです。李承憲(イ・スンホン)氏の脳教育プログラムでは、思考や意識、習慣を変えることで、脳を常に目覚めた状態にします。
私たちは緊急時、自分にとって重要なことが差し迫ってきたとき、我を忘れて慌ててしまうことがあります。そして、「こんなときにどうして目覚めていることができますか?」と言います。しかし、そんな状況でも気をしっかり持つことが本当に目覚めているということなのです。
それは、脳が観念や習慣、感情にとらわれない状態です。李承憲氏によると、私たちの脳は「汚染されやすい」という特徴を持っています。固定観念や古くからある習慣、一時的な感情に左右され、脳自身が持っている無限の力の存在を忘れてしまうのです。
たとえば、何かを成し遂げたいという夢を抱いても、時間がたつにつれて「自分にはムリだ」「ハードルが高すぎる」といった考えが頭をもたげ、あきらめムードにひたってしまいます。
しかし、脳が目覚めていれば、そうした悲観論や常識論は吹き飛ばせます。自分の可能性に対する確信を堅持し、新たな才能の開発へとつなげることができます。それが、BOSがしっかりと働いている状態です。
BOSを機能させるためには、思い通りにならないことがあっても環境や他人のせいにしないことが大切です。常に脳を信じることで、脳は本来の力を発揮し続けることができます。李承憲氏の脳教育プログラムで、BOSを稼働させ、脳のスイッチをONにしましょう!
一指 李承憲著『BOS 脳の偉大な革命』より